能力開発とは、“脳”の力を育てること
 胎児と乳児教育で大事なことは「知恵のある、情緒豊かな子」を育てること。その知恵とは、考えたり、工夫したりして何かを創りだす力のことです。
 胎児のころから急成長で発達している脳には、多彩な良質の刺激を与えることで、神経細胞間に刺激を伝達する回路が張りめぐらされ、シナプスという継ぎ目が完成します。この回路とシナプスの成長と発達を促すことが本当の教育の意味なのです。
誕生までに、すでに成人と同じ数の神経細胞がつくられ、3歳までに脳は80%までになります
 胎児の成長の速度はまさに驚異的。
受精から誕生までの約10ヵ月間に、成人と同じ140億もの神経細胞(ニューロン)がつくられます。この数は以後、減ることはあっても増えることはありません。
赤ちゃんの脳はどのように発達するのでしょうか
 
脳には、誕生後のさまざまな刺激により情報の
伝達網が張りめぐらされていきます。
この度合いは1歳までが急勾配。それ以後は徐々に緩やかになります。そして脳の大きさは3歳までに成人の約80%、6歳までに90%になります。

 しかし、この間によくない刺激を与えたり、
刺激の少ない環境の下では、同じ度合で脳が完成に向かっても、伝達網の密度は低くなります。
また、遅くから刺激を与えても急上昇での発達は望めません。
脳の発達にはシナプスへの優れた刺激が必要です
 神経細胞同士の伝達は細胞から伸びる軸索を通して行われますが、その接地点であるシナプスは、優れた刺激によって成長が促されます。
 最初、神経細胞はひとつひとつが独立していて、つながっていません。さまざまな刺激を受けることで軸索が伸び、シナプスがつくられて細胞同士が接続されます。
1個の神経細胞から約30,000のシナプスができるといわれています。
脳の話

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